| 大麻ってなに? |
大麻とは、繊維植物の「麻(アサ)」。
非常に身近な存在です。乱用には葉や樹脂が用いられます。
よく知られているマリファナとは大麻の葉のことです。
乾燥後、細かく砕いてタバコ状にしたものがよく出回っています。
また、花穂や乾燥葉を樹脂で固めたものをハシッシュまたはチャラス、有機溶媒を使って樹脂から有効成分を抽出したものをハシッシュオイルと呼びます。
さらに、PCP(フェンサイクリジンという幻覚薬、精神異常発現薬)やあへん、ヘロインとの混合物もあり、より強力な作用をもっています。 |
| 大麻の主成分は? |
大麻の幻覚作用の本体は、THC(テトラヒドロカンナビロール)です。
脂溶性(油に溶ける程度のこと)が高いため、喫煙では肺から、口からとる場合は
腸管から吸収されやすく速やかに全身に巡ります。
また、血液脳関門といわれる薬や毒薬が血液から脳に入らないようにするバリケードも簡単に突破して、脳内に入り、カンナビノイド受容体に作用します。(これにより快楽が感じられる)
また、排泄(体外に出ること)もされにくく、1か月間も体内に留まることがあります。 |
| 大麻の作用 |
大麻乱用者はその幻覚作用により
| ① |
気分・情動の変化(陶酔感、幸福感) |
| ② |
感覚・知覚の変化(温感、視覚、味覚、体感の鋭敏化) |
| ③ |
思考の変化 |
といった日常の自分とは異なった体験を楽しむために大麻を摂取する。
しかし、摂取量が増えれば攻撃性や妄想等の急性の精神症状も見られ、さらに耐性や依存性も報告されている。
大麻使用者の意識調査では、ストレスから解放され、洞察力・創造性が向上するなど、メリットが強調され、依存性による有害効果は比較的少ないと言われるが、これらのデータは健常人ではなく、大麻を使用中の者を対象にしているものだということに注意して欲しい。 |
| 大麻はタバコより安全って本当? |
THCのLD50(lethal doseの略で、50%致死量のことです。薬物などのある物質をマウスなどの動物に投与した場合、試験に用いた動物の50%が死亡する用量をいいます)はニコチンに比べて100倍近く高いこともあり、大麻はタバコより安全だということをよく耳にする。
しかし、問題視しなくてはいけないのはその薬理作用です。
ニコチンの作用は神経節のブロックであり、一時的だが、THCの脳への働きは持続性である。
また、大麻乱用が精神障害をおこすという点でもタバコよりも危険である。
大麻の煙中には発がん性物質の一つであるベンゾ[a]ピレンがタバコの約1、5倍も含まれている。
さらに心臓への悪影響もタナコより強い他、生殖器の異常もきたすことが認められている。
要するに、タバコと比較の対象にならないほど危険なのです! |
| 大麻に対する国の取り締まり |
我が国の「大麻取締法」が厳しすぎるとの指摘がある。
しかし、大麻はその他の依存性薬物乱用防止の砦(ゲートウェイドラッグ)である。
原料の麻の種子が簡単に入手できること、栽培・製法も簡単であることからも、乱用者が20代、10代と低年化している現状では、きつく取り締まる必要があります。
外国(オランダなど)では、合法化されていますが、あくまでもそれは違法にすると、大麻を窃盗するなどの犯罪が多くになると考えられるためであって、大麻を体に悪くないものとして許しているわけではありません。 |
| 依存性薬物の日本での法規制 |
| 分類 |
主な薬物 |
由来する植物 |
中枢神経作用 |
日本での規制法規 |
| 大麻型 |
マリファナ、ハシッシュ、ハシッシュオイル |
大麻 |
抑制 |
大麻取締法 |
| モルヒネ型 |
あへん、モルヒネ、ヘロイン、コデイン |
けし |
抑制 |
麻薬及び向精神薬取締法、あへん法 |
| バルビツール酸系催眠剤、アルコール型 |
バルビタール、フルニトラゼパム、アルコール |
- |
抑制 |
麻薬及び向精神薬取締法 |
| コカイン型 |
コカイン |
コカ |
興奮 |
麻薬及び向精神薬取締法 |
| 覚せい剤型 |
アンフェタミン、メタンフェタミン |
- |
興奮 |
覚せい剤取締法 |
| カート型 |
カート、カチノン、カチン |
カート |
興奮 |
カチノン、カチンは麻薬及び向精神薬取締法 |
| 幻覚剤型 |
LSD、PCP、メスカリン、MDMA |
- |
興奮 |
麻薬及び向精神薬取締法 |
| 有機溶媒系 |
シンナー、トルエン、酢酸エチル |
- |
抑制 |
毒物及び劇薬取締法 |
|
| ↓最後にマリファナ乱用の恐ろしさを知っておいてください↓ |
| 系 |
一般 |
| 一般 |
慢性疲労嗜眠、慢性悪心及び嘔吐、頭痛、過敏症 |
| 口腔、咽頭 |
舌の変色、口蓋垂の腫れ |
| 呼吸器 |
空咳、慢性咽頭痛、鼻うっ血、喘息の悪化、頻繁な上気道感染、慢性気管支炎、慢性閉塞性肺疾患、肺癌 |
| 神経 |
幻視、幻聴、筋肉協調の低下、反応時間の増加、距離及び色感覚の変化 |
| 生殖 |
不妊症、無月経及び月経異常、子孫における奇形児の出生、勃起不全、性欲低下及び性的満足 |
| 認識 |
短期記憶の減衰、要約障害、痴呆、せん妄 |
| 精神 |
陶酔感、興奮、攻撃性、恐怖感、急激な気分変化、パニック発作、人格変化、自殺傾向 |
| 社会的 |
社会的引きこもり及び隔離、仲間集団への同一化における変化、スポーツや他の活動からの落伍 |
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大麻は依存性が少ないとか、タバコと同じとか思っている方・・・
今なら間に合うはずです。 今一度胸に手を当てて考えてみてください。
もしも警察に捕まったら、社会的信頼性を失うし、友達も同僚もなくします。
たかが大麻だと思っていても、だんだん耐性が生まれて効き目がなくなり、覚せい剤に手を出すというケースはよくあります。
絶対やめましょう! そして、周りの友達は注意する勇気をもちましょう!
あなたなら止められるはずです! |