| ステロイドとは?★ |
ステロイドとは副腎という臓器から分泌されるホルモンのことで、正常な状態でも身体を維持するために重要な働きをしています。
ステロイドには強力に炎症を抑える作用と免疫の働きを弱めてアレルギー反応を抑える作用があります。
この作用を利用してステロイドを含んだ外用薬はアトビー性皮膚炎をはじめ色々な皮膚疾患に使用されています。
また、内服の薬では、プレドニゾロンなどが主流で、主にリウマチや腎臓病などに使用することが多いです。
今回はステロイドの塗り薬について説明しましょう! |
| ステロイド外用薬の強さ★ |
最強
↑
↓
最弱 |
群番号 |
強さ |
成分名(一般名) |
薬品名 |
| Ⅰ群 |
strongest |
プロピオン酸クロベタゾール |
デルモベート |
| 酢酸ジフロラゾン |
ジフラール
ダイアコート |
| Ⅱ群 |
very strong |
フランカルボン酸モメタゾン |
フルメタ |
| 酢酸プロピオン酸ベタメタゾン |
アンテベート |
| フルオシノニド |
トプシム
シマロン |
| ジプロピオン酸ベタメタゾン |
リンデロンDP |
| ジフルプレドナート |
マイザー |
| アムシノニド |
ビスダーム |
| 吉草酸ジフルコルトロン |
ネリゾナ
テクスメテン |
| 酪酸プロピオン酸ヒドロコルチゾン |
パンデル |
| ブテソニド |
|
| Ⅲ群 |
strong |
プロピオン酸デプロドン |
エクラー |
| プロピオン酸デキサメタゾン |
メサデルム |
| 吉草酸デキサメタゾン |
ボアラ
ザルックス |
| ハルシノニド |
アドコルチン |
| 吉草酸ベタメタゾン |
リンデロンV
ベトネベート |
| プロピオン酸ベクロメタゾン |
プロパデルム |
| フルオシノロンアセトニド |
フルコート
フルゾン |
| Ⅳ群 |
medium(Mild) |
吉草酸酢酸プレドニゾロン |
リドメックス |
| トリアムシノロンアセトニド |
レダコート
ケナコルトA |
| ピバル酸フルメタゾン |
ロコルテン |
| プロピオン酸アルクロメタゾン |
アルメタ |
| 酪酸クロベタゾン |
キンダベート |
| 酪酸ヒドロコルチゾン |
ロコイド |
| Ⅴ群 |
weak |
プレドニゾロン |
プレドニゾロン |
| 酢酸ヒドロコルチゾン |
コルテス |
|
ステロイドの強さの使い分け Ⅰ群~Ⅲ群 |
基本的には、Ⅰ群~Ⅲ群は作用が強いため、顔や粘膜など組織の薄いところに塗ると、吸収されすぎて副作用がおこる場合があるため、 使用されません。 これらの群は特にアトピーのあれがひどい皮膚などに使われます。 なぜなら、塗っている場所に直射日光などを当てると、なんとも恐ろしいことにシミになってしまうことがあるからです。 夏場の日差しの強い時期は特に、日光に当たりすぎないように注意してください。 |
ステロイドの強さの使い分け Ⅳ~Ⅴ群 |
| Ⅳ~Ⅴ群は作用が弱めのため、顔にできた発疹や、アトピー、ひどいかゆみなどに使います。 |
| ステロイドの注意事項★ |
よく患者さんに見られるケースですが、以前もらったステロイドを万能薬がわりに、ちょっとできものができたら塗ったり中には、水虫に塗ったりする人もいます。
ここで注意が必要なのは、ステロイド薬は普通のかゆみ止めとは違うので、もしその症状が細菌や真菌(カビ:カンジタ、水虫など)によるものだとすると、症状は悪化します。
あきらかにその症状が、前もらったときの症状と違う場合は、必ず皮膚科に受診することをお勧めします。
なぜなら皮膚科は、顕微鏡やDr.の経験でその原因を特定して、それにあった薬を出せるからです。 また、局部のかゆみ等でしたら、泌尿器科か婦人科にかかってください。
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| アトピー皮膚のケアを読む「薬剤師による美人新聞」★ |