| 花粉症の基礎知識(一部KISSEIKURより抜粋) |
花粉の飛散量は、前年の夏の気象条件、特に7月8月の気温や日照時間の影響が大きいと言われています。
また、翌年の花粉飛散量に影響する次期は、気温が7月中旬から8月上旬であるのに対し、日照時間の影響は7月中旬から8月中旬と少し後ろへずれます。
というのも、スギは日照時間の影響が大きく、ヒノキは気温の影響が大きいので、影響を受ける要素、時期が少し異なるのです。 |
| 地域による違い |
関東:
スギの方が多いため日照時間が影響しやすい(前の年の夏の日照時間長い程、春の花粉飛散量が多くなる)
西日本:
ヒノキの方が多いため7月の気温が影響しやすい(前の年の夏の気温が高ければ、春の飛散量が多くなる) |
| 目薬による治療 |
花粉症はきちんと正しい治療をすれば、怖くないです。
| 初期 |
ケミカルメディエーター遊離抑制作用を持つ抗アレルギー点眼薬を使うのが主流です。
早め(花粉飛散時期の2~3週間前)から投与することで、花粉症による眼のかゆみが軽くなります。
うまくいけば、無症状になります。 |
| 飛散期以降 |
症状の有無に合わせて薬を選びます。
症状が重いときは、ヒスタミンH1拮抗薬やステロイドの点眼薬を使います。
また、全てを通してベースになるのは抗アレルギー点眼薬です。こちらは、安全な薬として副作用が出にくいと言われています
ステロイド薬はその効果の反面、長期連用することにより、まれに副作用である感染症を引き起こしたり、眼圧があがったりすることがありますので、2~3週間続けて使うような場合は眼科で検査を受けるのが安全です。
また、症状の重いときのみ使用する場合は問題はありません。 |
|
| 花粉症によく使われる点眼薬 |
| 分類 |
一般名(商品名) |
抗アレルギー
点眼薬 |
ヒスタミン拮抗薬 |
・塩酸レボカバスチン
(リボスチン) |
ヒスタミン拮抗薬
+
ケミカルメディエーター遊離抑制薬
(二つの効果を
併せ持つ) |
・フマル酸ケトチフェン
(ザジテン)
|
| ケミカルメディエーター遊離抑制薬 |
・クロノグリク酸ナトリウム
(インタール)
・アンレキサノクス
(エリックス)
・ペミロラストカリウム
(アレギサール、ペミラストン)
・トラニラスト
(リザベン、トラメラス)
・イブジラスト
(ケタス、アイビナール)
・アシタザノラスト
(ゼペリン) |
| ステロイド点眼薬 |
・フルオロメトロン
(フルメトロン)
・メタスルホ安息香酸
デキサメタゾンナトリウム
(サンテゾーン)
・リン酸ベタメタゾンナトリウム
(リンデロン) |
|
| なるべくメガネを使用すること |
治療中にコンタクトレンズを使用できないことに不自由を感じている患者さんが多いですが、花粉や分泌物が付着したコンタクトレンズを付けていると、その汚れが原因となってアレルギー性結膜炎をおこすこともあるので、使用しないのが一番です。
特にかゆみなどの症状が強いときは、アレルギーが悪化する場合があるのでコンタクレンズは使えません。
また、ハードレンズの場合はそれほど影響がありませんが、ソフトレンズを付けている場合は、レンズを付けたまま点眼すると、点眼薬の中の防腐剤や薬剤がレンズに蓄積して、レンズが悪化し、最悪の場合は角膜炎などを引き起こす場合があるので注意してください。
これだけ説明しても尚、メガネが嫌だ!コンタクトが良い!と思われる方は、レンズを付ける前と、外した後に目薬を使うようにしてください。
また、花粉症の目薬はほとんどが1日3~4回つけるものなので、1日2回だけだとあまり効果的ではないことだけは理解してください。 |
| 飲み薬による治療 |
目のかゆみ、鼻水の場合は抗ヒスタミン薬(飲み薬)も一緒に出ることが基本です。
たくさんある薬の分類をお教え致しましょう!
| 分類 |
商品名 |
一般名 |
| 第一世代 |
タベジール |
フマル酸クレマスチン |
| レスタミン |
ジフェンヒドラミン |
| ポララミン |
マレイン酸クロルフェニラミン |
| ヒベルナ |
プロメタジン |
| アタラックスP |
パモ酸ヒドロキシジン |
| ホモクロミン |
ホモクロルシクリジン |
| ペリアクチン |
シプロヘプタジン |
| 第二世代(Ⅰ類) |
アゼプチン |
アゼラスチン |
| ゼスラン |
メキタジン |
| セルテクト |
オキサトミド |
| ザジテン |
フマル酸ケトチフェン |
| ダレン |
フマル酸メエダスチン |
| 第二世代(Ⅱ類) |
アレグラ |
フェキソフェナジン |
| アレジオン |
エピナスチン |
| アレロック |
オロパタジン |
| クラリチン |
ロラタジン |
| エバステル |
エバスチン |
| ジルテック |
セチリジン |
| タリオン |
ベシル酸ベポタスチン |
|
| 特徴 |
| 第一世代 |
第一世代の抗ヒスタミン薬は、抗アセチルコリン作用があるので、眠気が強く、口の渇き、便秘が現れることがあります。
また、緑内障の人(閉塞隅角の人)は使用できません。
ペリアクチンは抗セロトニン効果(下痢、嘔吐止め)、食欲増進作用もあります。
また、ホモクロミンは抗セロトニン効果に加えて抗ブラジキン効果もあります。
(痛み、炎症止め)
※ ヒスタミンはアレルギー(かゆみ、鼻水など)の原因物質ですが、その他に脳内で眠気を抑えたり、興奮を維持する効果があるため、抑えることで、その代償として眠気が出るんですね。(アセチルコリンも同じような現象が起こります) |
| 第二世代(Ⅰ類) |
抗アレルギー薬と呼ばれます。
Ⅰ類はてんかん、痙攣(けいれん)を悪化させることがあるので注意が必要です。
眠気は第一世代よりも弱く、ヒスタミンをブロックする以外にも、ケミカルメディエーター遊離阻害作用も持っています。 |
| 第二世代(Ⅱ類) |
Ⅰ類よりもさらに眠気がでにくく作られています。
また、痙攣のおきる人にも安全に使えます。
細かく言うと、クラリチンとアレグラには添付文書中に眠気の記載がありません。
余談ですが、クラリチンは米軍飛行部隊で唯一服用の許された抗ヒスタミン薬なんです。それだけ、眠気は出ないということで有名です。
個人的に服用した意見として、クラリチン、アレグラは眠気が出ない分、効果もほとんどありませんでした。(効く人は効くみたいですが・・・)
また、ジルテック、アレロック、タリオン(10mg)は一日二錠服用しても良いです。 |
| 2009年の花粉飛散予測 |
| 東日本・関東の北部~東北 |
前年よりは減少すると推測されています。
ただし、2008年はとても多かったため、2009年の花粉量が少ないわけではないです。
前年に花粉が多かった次の年は、過敏性が高いまま次の年を迎えるため、いつより早い時期から重症化することが予測されますので、治療はお早目に! |
| 西日本 |
2008年は比較的花粉の飛散量は少なかったのですが、それに比べ今年はかなり多くなるという予測です。
また、西日本ではヒノキが多いのですが、厄介なことに、ヒノキの開花時期は3月~5月までと、スギに比べ、約一か月後ろにずれます。
ということは、5月まで長く苦しい時期が続くでしょう! |
参考までに
2009年スギ花粉前線予測(NPO花粉情報協会より抜粋) |

あ~ 怖い! でも早めの薬、マスクで防げるんですよ! |
| 花粉症最新お勧め商品 |
|
|

花粉落としとアロマがドッキング!!
ティートゥリー、グレープフルーツ、ペパーミントの
香りが楽しめる!
楽しんで、花粉症の時期を乗り切ろう!
|
|